教育懇談会

2017年度 開催報告


2017年度関東地区教育懇談会
(浦安市2/4年)

 6月24日(土)、明海大浦安キャンパスで、関東地区教育懇談会(2・4年生対象)が開催され、約140組の保護者が参加した。

 全体会で栗本真弓教育後援会会長は「地区教育懇談会では、保護者が知りたい情報をお知らせしていきたい」と挨拶。安井利一学長は「今年3月に卒業した学生の就職率は留学生も含めて90%を超えることができた。これは留学生を含む数値としてかなり高いもので、学生たちに高い職業観を持たせることができた結果であると考えています。現在の2年生は、3年生への進級要件が厳しいことはご存知かと思います。これは次の世代を担う人材を作るためであり、明海大では学生を遊ばせません。卒業生の9割が『明海大で良かった』と回答しています。大学としても今後も努力し続けていきます」と話した。

 鈴木洋州学生支援課長からは、就職状況を中心に大学の近況報告が行われた。この3月に卒業した学生の就職率は94.4%で、昨年よりも上昇した。そしてホスピタリティ・ツーリズム学科は3年連続、中国語学科が2年連続で100%を達成しました。今年度は6月現在で内定率が4割を超え、堅調であると話した。採用スケジュールは、今の3年生までは今年度と同じ日程で行われる見通し。しかし、今の2年生からはより良い採用選考活動のあり方を引き続き検討すると経団連から示唆しており、今後の動きを注視したいとした。

 その後は、担当教員との個別面談が行われた。面談を待つ間、希望者に今年度から設置されたMPPEC(明海複言語・複文化教育コモンズ)と、メディアセンター(図書館)の見学が行われた。参加した保護者は施設を見て「きれいですね」と話し、担当者に質問をする人もいた。

 個別面談後は、場所をキャンパス内の「レストランニューマリンズ」に移し、懇親会が行われた。佐々木副学長は「明海大の学生の到達目標は全国でも厳しいものですが、やりがいもあります。きっと学生の伸びを感じてもらえると思います」と挨拶。高野副学長による乾杯の掛け声のあと、学科ごとのテーブルで教職員と保護者が一緒に食事を楽しんだ。

 今回、教育後援会では、各テーブルにホスピタリティ・ツーリズム学科の学生が作った「めいかいわいん」を用意。このワインは産学連携の一つで、学生がブドウを育て収穫も行ったもの。また、ボトルに貼られたラベルは、学生がデザインコンペを行い投票で選んだものだ。今年も秋の収穫に向けて毎月学生がワイナリーへ通っている。「おいしい」「飲みやすい」との声があちらこちらで聞かれた。今後、浦安市内のイベントなどでワインを販売する予定もあるという。

【保護者の感想】

  •  就職の話を聞くことができたのが良かったです。まだ先の話ではありますが、就職活動の流れを知ることで、親としても心構えができました。個別面談では娘のために先生が資料を揃えてくださっていることに驚き、うれしい気持ちになりました。(英米語学科2年保護者)
  • 卒業と就職が心配で参加しました。送られてくる成績表の見方もよく分からなかったので、直接説明してもらえたので良かったです。履修状況については、もう大学生なのであまり干渉はしたくないのですが、今日聞いたことを踏まえて声かけしていきたいです。
    (経済学科4年保護者)
  • 初めて参加しました。進級要件のことが不安でしたが、詳しく説明してもらったことで、親のすべきことが分かり、参加して本当に良かったです。明海大に入学して、娘の英語のレベルがとても上がったので、この大学で良かったと思っています。(英米語学科2年保護者)
  • 息子は大学のことはあまり話さないので、面談でお聞きすることができて良かったです。昨年も参加すれば良かったと後悔しています。構内を見学しましたが、立派で驚きました。こういう機会がないと大学に来ることもないので、懇談会はとてもいい機会だと思います。
    (ホスピタリティ・ツーリズム学科2年保護者)

関東地区就職懇談会

 関東地区就職懇談会

 7月29日(土)、明海大学浦安キャンパスで、関東地区就職懇談会(1~3年生対象)が開催され、多くの保護者が参加した。

 開催にあたり栗本真弓教育後援会会長が「私も2人の子どもの就職活動を経験しているが、上の子と下の子では活動スケジュールが随分違う。その変化にいかに対応していくかが就職戦線を乗り切るポイント。今日は情報を集めて帰ってください」と挨拶した。安井利一学長は「夢を持って入学した学生のその夢を叶えるために教職員が一丸となってサポートしていきます」と話した。

 
【第一部】明海大学の取り組み

 キャリアサポートセンター長である内苑孝美教授より、大学の就職への取り組みについて説明があった。就職に強い実学志向の大学を目指し、1年生から就職を意識させるカリキュラムを組んでいる。その結果、学生の意識が以前と比べて変わってきているという。社会人としての心構えができ、将来を見据えて学生生活を送ることにつながっている。内苑教授は、「就職活動は生き物」であるとし、業種業界によって採用の仕方はさまざまであり、日程や方法も年々変わるため、教職員には常に最新の情報収集を心がけるよう働きかけているという。
 保護者に対しては「就活には思った以上にお金がかかります。ある調査では費用の平均は約17万円ともいわれています。また、面接に落ち続けると人格が否定されたような気持ちになります。そんなときは家族の温かい励ましとサポートをお願いします」と結んだ。


【第二部】講演会

企業の変化・社会の変化・学生の変化
 株式会社リクルートキャリアの大家純一氏による「就職を取り巻く環境変化と支援の在り方」と題した講演が行われた。
 現在の就職活動・状況については、親世代とはまるで異なる。また、人口減少により労働人口も減少していることや、メーカーが減り、医療や福祉、サービス業が増加しているという。「今後はテクノロジーの発展によりAI化が進み、コンピューターにとって変わる職業や職種があるだろう」と大家氏。
 学生たちの価値観の変化にも触れ、給料よりも社会貢献を重視したり、終身雇用には固執していないことなどを挙げ、「親の価値観で話していては、子どもと分かり合えない」と話した。
 
就活は「落ちる」もの
 ある企業の採用フローを示し、エントリーした学生1万4千人のうち、エントリーシートに合格した学生は2千500人であり、この時点ですでに1万人以上の学生が落ちている。そして筆記試験の末、面接までこぎつけた学生は500人、内定を獲得したのは40人だったという。「就活はとにかく『落ちる』ものであるということを学生も保護者も心に留めておいてほしい」と保護者に語り掛けた。

就活の成否のポイントと、親の向き合い方
 インターンシップの重要性についても説明。就職活動に成功した学生は、インターンシップへの参加率が高いという。実際に企業で「働く」という経験は、その後の活動にも影響するのだろう。
 ひと昔前は「言われたこと、決まったことをきちんと行う行動力」が求められたが、現在は「現場での対応・課題解決力」や「自律的行動力」が求められるという。親世代の常識が通じない今、子どもから就活について相談があった時は、「キャリアサポートセンターに相談に行ってみたら」と声をかけてほしいと語る。親が推測で答えるよりも、的確なアドバイスを得られる。そして「聞き役に徹し、学生を否定しないこと。最後に決めるのは学生本人です」と締めくくった。


【保護者の感想】

  • 「3年になったら就職活動をするらしい」と子どもから聞いて、おかしいと思っていたのですが、今日お話を聞いて、本当だったんだと分かりました。来て良かったです。
    (英米語学科2年生の保護者)
  • 先輩たちの話を聞いて、早くに内定をもらった人は1年生から就職を意識していたと知りました。学生には大学からそう言った話をしてくれているとは思いますが、親の方も意識して情報収集し、声をかけていきたいと思います。
    (英米語学科1年生の保護者)

関東地区就職懇談会
パネルディスカッション
「4年生が就職活動体験を語る」

 コーディネーター
明海大学総合教育センター准教授
大黒章子氏

<参加者と内々定企業名>
●星野健人さん(英米語学科)
リゾートトラスト株式会社

●平紘夢さん(日本語学科)
大東建託(株)、他1社

●山本千佳さん(中国語学科)
(株)ザ・ギンザ

●朴潤智さん(経済学科)
青山商事(株)

●大野剛志さん(不動産学科)
三井不動産リアルティ(株)、他1社

●野村紗希さん(ホスピタリティ・ツーリズム学科)
日本航空(株)、他2社

-----多くの学生が就職活動に奮闘している最中ですが、今日は一足先に就活を終えた学生に話を聞いていきます。まずは面接の時、どんなアピールをしましたか?

:13年間サッカーをやってきたことです。ブライダル業界を受けた時は、ブライダル業はチームで目標に向かうので、サッカー経験が役に立つと話しました。

山本:私は気が弱いと言われることがあります。それは、自分のことよりも相手のことを考えてしまうからだと思い、これを逆に強みにしました。自分より相手のことを考えられるのは接客業に向いているとアピールしました。

野村:私はホテルや航空業を志望していたので、今後この業界で求められるのは、多様性への対応だと思い、ボランティア活動でいろいろな人と関わったことを伝えました。

-----みなさん志望する業界ではどんな人材が求められるのか研究していたのですね。では、学生生活でやっておいて良かったことを教えてください。

大野:一年生の時に宅建の資格を取ったことです。

山本:留学です。帰国したのが3年生の2月だったので、就活に出遅れてしまいましたが、どの面接でも興味を持ってもらいました。

:サッカー部の活動です。身近な先輩から直接就活の情報を聞くことができました。

星野:大学で新聞を読んだり、ネイティヴの先生と話して語学を磨いたり、大学の施設を活用しました。

:私はバイトやサークル活動など大学生活を楽しみました。どこでも人間関係のトラブルはあるものなので、それにどう対処したかが、面接でのアピールにつながりました。

-----就活中の親との関わりかたを教えてください。

野村:記入したエントリーシートを母に見てもらいました。母に伝わらないことは面接官にも伝わらないと思ったからです。そして「ここまで頑張ったんだから大丈夫」と励ましてもらっていました。

大野:自分のやりたいようにやりなさいと言ってくれました。「毎日の生活の世話」が一番のサポートでした。

山本:空港のスタッフになってほしいという両親と、化粧品に興味のあった私とで、意見が対立しましたが、勇気を出して話し合いました。最終的には空港の免税店で化粧品を含めた販売業に決まりました。


-----保護者の方へメッセージをお願いします。
:就職の最終決定は本人に任せてほしい。私は両親のアドバイスを参考にしながらも自分で決めました。そうでないと、就職してもすぐに辞めてしまいそうな気がします。

星野:就活はプレッシャーでストレスを感じるので、息抜きが必要です。私は家族旅行に連れて行ってもらって助かりました。

山本:親の意見を押し付けるのではなく、本人のやりたいことを聞いてほしい。話し合う場を持つことが大切だと思います。

:インターンシップは大切なので、ご両親からも勧めてください。

大野:自分のことは自分では気づかないこともあるので、「あなたの長所はここ」などのアドバイスをしてほしいです。

野村:就活中に○○ちゃんはどこどこに決まったらしいわよ、と周りと比べてプレッシャーをかけないでほしい。「あなたの味方よ」と温かく見守ってください。

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